テント泊で燕岳(前篇)
「イルカ岩と槍ヶ岳」
燕岳は、長野県大町市~安曇野市にある、標高2,763mの山。日本二百名山、長野百名山の一つ。北アルプスの女王と呼ばれ、とても人気のある山・・・らしい。今回は、1泊2日のテント泊で登ってきた。
7月20日、狭い峠道を慎重に運転して、午前5時30分頃に中房温泉手前の市営登山者専用駐車場に到着。この時点で第一駐車場は空きスペース2台分、第二駐車場はすでに満車だった。

泥濘だったが、空きスペースに駐車。車に蚋と思われる虫が群がって来たので、車の中で準備を整えてから出発する。
駐車場からは、しばしアスファルトの道路を歩いて中房温泉へと向かう。手前に登山届を提出する場所があったので提出。

登山口には、日帰り入浴施設の中房温泉「湯原の湯」と、その正面にトイレがある。取りあえず、トイレを済ませてから、午前6時11分に登り始める。

燕岳に登る合戦尾根は、北アルプス3大急登と言われているらしいが、良く整備された普通の登山道だと思う。
今回は15kg近いテント泊装備のため、いつもよりさらにゆっくり上ろうと思ったのだが、人が多くて少し早目のペースとなってしまった。
そのせいなのか、すごい汗をかいてしまって、序盤から疲労が激しい状況に……。ひーこら言いつつ、第一ベンチには午前6時46分に到着。

ペース的にはそれ程早くは無いと思うのだが、この後も汗が止まらず、第二ベンチで小休止した際に汗冷えで体調が悪くなった。

休憩を短めにして、第三ベンチを目指して出発。寒いので体を多目に動かすことを意識して歩いて行くと、午前7時47分に第三ベンチに到着。

しばし休憩ののち、頑張って歩いて富士見ベンチに午前8時23分に到着。少しだけベンチで休んでから、合戦小屋を目指して歩いて行く。

合戦小屋には、午前8時59分に到着。登山口からここまで、休憩込みで2時間48分かかった(ほぼコースタイム)。
ここはスイカが名物だが、調子悪いのでパス。トイレと行動食を少し補給して、燕山荘を目指して出発する。

学校登山の中学生の群れをパスさせたりしてペースも作れず、もはや完全にバテてしまった……。

気力を振り絞って登って行くと、ようやく燕山荘が見えてきた。しかし、まだまだ遠そうでテンションダウン(笑)。他の人にもどんどん抜かれる。

休み休み歩き、午前10時30分に燕山荘にやっとたどり着く。登山口から、休憩込みでおよそ4時間20分掛かった。でも、これでも山と高原地図のコースタイム位のようだ(かなり甘めのコースタイム?)。

苦労してたどり着いた山頂はとても良い天気だった。槍ヶ岳がド~ンと見えて良い感じ。やはり天気が良いのが一番だ。

燕岳に行く前にテントを設置する。まずは受付でテント受付用紙に必要事項を記入してから、700円を支払って幕営手形と書かれた許可証と説明を受ける。

テント場はまだガラガラだったので、適当な場所を選んで設置。テント設営後は、燕岳に飲料水だけ持って散策に出発する。北アルプスの女王と言われるだけあってとても綺麗な山容だ。

今回、コンデジを2台持って行ったのだが、画質に大差が無いので一台で良かった。荷物になっただけだったな~。

雷鳥居ないかな~と思いつつ、周囲を探索しながら山頂に向けて歩いて行く(結局、見つからなかった……)。

撮影しながらゆっくりと歩いて、燕山荘から35分程度で山頂に到着。なお、コースタイムは30分となっている。

念のため三角点に触ってから元来たルートを戻って燕山荘へと戻る。なお、ここまでのルートで危険な個所は、常識の範囲内では無かった。

テントは激熱でとても入れなかったので、燕山荘でお昼ご飯を食べることにした。ちょっとお高いけどまあ良いか~。

この後は、特にすることも無く日陰でボーっとして過ごす。折角来たのだから、もう少し歩いておけばよかったかもな~。
後編へと続きます……。
関連記事1:テント泊で燕岳(後編)
関連記事2:燕岳に日帰りで♪
「第一駐車場」
泥濘だったが、空きスペースに駐車。車に蚋と思われる虫が群がって来たので、車の中で準備を整えてから出発する。
駐車場からは、しばしアスファルトの道路を歩いて中房温泉へと向かう。手前に登山届を提出する場所があったので提出。
「登山届を提出」
登山口には、日帰り入浴施設の中房温泉「湯原の湯」と、その正面にトイレがある。取りあえず、トイレを済ませてから、午前6時11分に登り始める。
「登り始めてすぐの登山道」
燕岳に登る合戦尾根は、北アルプス3大急登と言われているらしいが、良く整備された普通の登山道だと思う。
今回は15kg近いテント泊装備のため、いつもよりさらにゆっくり上ろうと思ったのだが、人が多くて少し早目のペースとなってしまった。
そのせいなのか、すごい汗をかいてしまって、序盤から疲労が激しい状況に……。ひーこら言いつつ、第一ベンチには午前6時46分に到着。
「水場には行きませんでした」
ペース的にはそれ程早くは無いと思うのだが、この後も汗が止まらず、第二ベンチで小休止した際に汗冷えで体調が悪くなった。
「第二ベンチには午前7時12分に到着」
休憩を短めにして、第三ベンチを目指して出発。寒いので体を多目に動かすことを意識して歩いて行くと、午前7時47分に第三ベンチに到着。
「第三ベンチ」
しばし休憩ののち、頑張って歩いて富士見ベンチに午前8時23分に到着。少しだけベンチで休んでから、合戦小屋を目指して歩いて行く。
「スイカが名物の合戦小屋」
合戦小屋には、午前8時59分に到着。登山口からここまで、休憩込みで2時間48分かかった(ほぼコースタイム)。
ここはスイカが名物だが、調子悪いのでパス。トイレと行動食を少し補給して、燕山荘を目指して出発する。
「合戦沢ノ頭」
学校登山の中学生の群れをパスさせたりしてペースも作れず、もはや完全にバテてしまった……。
「鎖がある・・・と言うだけの鎖場」
気力を振り絞って登って行くと、ようやく燕山荘が見えてきた。しかし、まだまだ遠そうでテンションダウン(笑)。他の人にもどんどん抜かれる。
「まだまだ遠くに見えてテンションダウン」
休み休み歩き、午前10時30分に燕山荘にやっとたどり着く。登山口から、休憩込みでおよそ4時間20分掛かった。でも、これでも山と高原地図のコースタイム位のようだ(かなり甘めのコースタイム?)。
「燕山荘」
苦労してたどり着いた山頂はとても良い天気だった。槍ヶ岳がド~ンと見えて良い感じ。やはり天気が良いのが一番だ。
「槍ヶ岳が良く見えた」
燕岳に行く前にテントを設置する。まずは受付でテント受付用紙に必要事項を記入してから、700円を支払って幕営手形と書かれた許可証と説明を受ける。
「時間的にテント場はまだガラガラ」
テント場はまだガラガラだったので、適当な場所を選んで設置。テント設営後は、燕岳に飲料水だけ持って散策に出発する。北アルプスの女王と言われるだけあってとても綺麗な山容だ。
「燕岳方面」
今回、コンデジを2台持って行ったのだが、画質に大差が無いので一台で良かった。荷物になっただけだったな~。
「コマクサは沢山咲いてました」
雷鳥居ないかな~と思いつつ、周囲を探索しながら山頂に向けて歩いて行く(結局、見つからなかった……)。
「美しい縦走路」
撮影しながらゆっくりと歩いて、燕山荘から35分程度で山頂に到着。なお、コースタイムは30分となっている。
「山頂のプレート」
念のため三角点に触ってから元来たルートを戻って燕山荘へと戻る。なお、ここまでのルートで危険な個所は、常識の範囲内では無かった。
「三角点と北燕岳」
テントは激熱でとても入れなかったので、燕山荘でお昼ご飯を食べることにした。ちょっとお高いけどまあ良いか~。
「チキンカレーセットを頼みました」
この後は、特にすることも無く日陰でボーっとして過ごす。折角来たのだから、もう少し歩いておけばよかったかもな~。
後編へと続きます……。
関連記事1:テント泊で燕岳(後編)
関連記事2:燕岳に日帰りで♪