大桁山
「鍬柄岳からみた大桁山。今回は、鍬柄岳から大桁山を歩いてみました」
大桁山(おおけたやま)は、群馬県にある標高836mの山。群馬百名山と言うローカルカテゴリーの一つ。標高が低いので、登るなら晩秋から初春が良さそうだ……。
大桁山だけだと少し物足りないかなと思ったので、すぐ隣の標高598mの鍬柄岳(地元では石噂山と呼ばれているらしい)を登ってから、ぐるりと回って下りてくるルートを通ってみることにした。

「鍬柄岳の外観。ホントに登れるのかと不安になる」
鍬柄岳登山口にある駐車スペースに車を停めて散策の準備をしてから、しめ縄が張られた登山口へ。ここより、午前10時43分より登り始める。

「しめ縄が張られた登山道入り口です」
熊注意の貼り紙をちら見しつつ、熊鈴をリンリンと鳴らしながら杉林の中の登山道を上がって行く。少し歩くと、鍬柄岳阿夫利神社と言う神社があった。

「鍬柄岳阿夫利神社と言うらしい。無事をお祈りしてから先に進む」
無事に帰ってこれますようにとお祈りして、神社の脇を通ってさらに進む。登りはそこそこ急なので、ゆっくりと上がって行く。
駐車場から20分ほどで、鍬柄岳の鎖場前の道標に到着。ここが大桁山方面との分岐と思われるが、なぜか鍬柄岳のみとしか書いてなかった。

「光ってしまって見ずらい……。まだ新しそうでした」
しめ縄が張られた道を過ぎると、なかなかスリリングと噂の鎖場が現れる。張られた鎖の総延長は100m程あるようだ。

「鎖場の入り口。落ちたらヤバいけど、難易度はそれ程高くないようです」
岩はしっかりしており、鎖無しでも行けそうだし(登りは……)、トラバース気味に高度を上げて行くので、鎖場としての難易度は初心者レベルなのかもしれない。
それでも右側は深く切れ落ちており、間違って落ちたら死ぬだろうと思われたので、高所恐怖症の私にはなかなか厳しいものがあった。

「最後から2番目の鎖の支点が抜けてました。ちょっと怖いかも」
どうにか最初の鎖場を登りきって山頂付近に出る。西側にある頂上に行くには、まだ数か所の鎖場を通る必要があるようだ。

「怖そうですが、この場所はそれ程怖くは無かったです」
頂上付近の鎖場は、いずれもそれ程不安になる所は無く、高度感のある短いトラバース以外は恐怖は感じなかった。ただ、松の木がザックに掛かる場があるので注意が必要だ。

「鎖を伝って行くと、ザックに枝が当たります」
冷や汗をかきつつも、何とか石祠がある山頂に無事到着。登頂に掛かった時間はおよそ15分だった。山頂からの眺めはよく、絶景を楽しみながら、パンをかじって少し休憩。

「お祭りの日は、ここでお酒を飲むんだとか……」
休憩後は石祠にお参りしてから元来た道を戻る。やはり下りの方が怖かったが、思いのほかアッサリと下りてくることが出来た。おそらく、相当必死だったのだろう(笑)。
先ほどの道標の所まで戻ると、鍬柄岳の岩塊を巻くように行けそうだが、倒木が道を塞ぐように倒れていた。少し下る様にして倒木を越え、先に進むと、登山道が崩壊して道が細くなっていた。
もしかして、このルートは廃道になったのかなと思いつつ、滑り落ちないように慎重に進むと、大桁山への道標が掛かっていて一安心。

「鎖場の裏手あたりでしょうか?踏み跡は鮮明でした」
ここからは踏み跡も鮮明だし、赤テープ&赤リボンもしっかりと付いており、特に迷うことも無く、林道と交差する場に設置された鉄梯子の場に着く。

「5m程の鉄梯子。全く怖くありません」
梯子を越え、やや荒れてはいるものの、迷うことは無さそうなしっかりとした踏み跡の付いた林間の登山道をひたすら進むと、関東ふれあいの道ルートと合流。
ここからは、木段が整備された広い登山道になる。やや急な斜面もあったが、鍬柄岳駐車場から約2時間で山頂に到着。大体コースタイム位のようだ。

「妙義山が良く見えた。やはりあそこに登るのは怖いな~」
山頂付近は向きにより木が邪魔で展望が良くない場があるものの、そこそこ見晴らしは良かった。景色を眺めながらコンビニおにぎりをかじりつつ休憩。午後12時57分に山を下り始める。

「大桁山の山頂。木がある場所以外は、そこそこ展望は良いです」
ルート的には迷うことは絶対に無いだろうと思っていたのだが、杉林の中を直進したり(すぐ気付いた)、分岐でアレっとか思ってしまうシーンがあった……。反省だ。
まあ、それでも予定通り、大桁やすらぎの森からの登山ルートを下りてくる。舗装された林道には、落石や倒木があって、少々荒れ気味だったが、道が広いので何の問題も無く鍬柄岳駐車場に到着。

「下仁田フィッシングパークなるものがありました」
全行程6.4㎞ ・ 3時間12分49秒の山行だった。もう少し歩いておかないと、山岳温泉巡りの修行にならないな~と思いつつ、この日は帰宅したのだった。
駐車場(3~4台。座標 36.238740, 138.788488 )
「鍬柄岳の外観。ホントに登れるのかと不安になる」
鍬柄岳登山口にある駐車スペースに車を停めて散策の準備をしてから、しめ縄が張られた登山口へ。ここより、午前10時43分より登り始める。
「しめ縄が張られた登山道入り口です」
熊注意の貼り紙をちら見しつつ、熊鈴をリンリンと鳴らしながら杉林の中の登山道を上がって行く。少し歩くと、鍬柄岳阿夫利神社と言う神社があった。
「鍬柄岳阿夫利神社と言うらしい。無事をお祈りしてから先に進む」
無事に帰ってこれますようにとお祈りして、神社の脇を通ってさらに進む。登りはそこそこ急なので、ゆっくりと上がって行く。
駐車場から20分ほどで、鍬柄岳の鎖場前の道標に到着。ここが大桁山方面との分岐と思われるが、なぜか鍬柄岳のみとしか書いてなかった。
「光ってしまって見ずらい……。まだ新しそうでした」
しめ縄が張られた道を過ぎると、なかなかスリリングと噂の鎖場が現れる。張られた鎖の総延長は100m程あるようだ。
「鎖場の入り口。落ちたらヤバいけど、難易度はそれ程高くないようです」
岩はしっかりしており、鎖無しでも行けそうだし(登りは……)、トラバース気味に高度を上げて行くので、鎖場としての難易度は初心者レベルなのかもしれない。
それでも右側は深く切れ落ちており、間違って落ちたら死ぬだろうと思われたので、高所恐怖症の私にはなかなか厳しいものがあった。
「最後から2番目の鎖の支点が抜けてました。ちょっと怖いかも」
どうにか最初の鎖場を登りきって山頂付近に出る。西側にある頂上に行くには、まだ数か所の鎖場を通る必要があるようだ。
「怖そうですが、この場所はそれ程怖くは無かったです」
頂上付近の鎖場は、いずれもそれ程不安になる所は無く、高度感のある短いトラバース以外は恐怖は感じなかった。ただ、松の木がザックに掛かる場があるので注意が必要だ。
「鎖を伝って行くと、ザックに枝が当たります」
冷や汗をかきつつも、何とか石祠がある山頂に無事到着。登頂に掛かった時間はおよそ15分だった。山頂からの眺めはよく、絶景を楽しみながら、パンをかじって少し休憩。
「お祭りの日は、ここでお酒を飲むんだとか……」
休憩後は石祠にお参りしてから元来た道を戻る。やはり下りの方が怖かったが、思いのほかアッサリと下りてくることが出来た。おそらく、相当必死だったのだろう(笑)。
先ほどの道標の所まで戻ると、鍬柄岳の岩塊を巻くように行けそうだが、倒木が道を塞ぐように倒れていた。少し下る様にして倒木を越え、先に進むと、登山道が崩壊して道が細くなっていた。
もしかして、このルートは廃道になったのかなと思いつつ、滑り落ちないように慎重に進むと、大桁山への道標が掛かっていて一安心。
「鎖場の裏手あたりでしょうか?踏み跡は鮮明でした」
ここからは踏み跡も鮮明だし、赤テープ&赤リボンもしっかりと付いており、特に迷うことも無く、林道と交差する場に設置された鉄梯子の場に着く。
「5m程の鉄梯子。全く怖くありません」
梯子を越え、やや荒れてはいるものの、迷うことは無さそうなしっかりとした踏み跡の付いた林間の登山道をひたすら進むと、関東ふれあいの道ルートと合流。
ここからは、木段が整備された広い登山道になる。やや急な斜面もあったが、鍬柄岳駐車場から約2時間で山頂に到着。大体コースタイム位のようだ。
「妙義山が良く見えた。やはりあそこに登るのは怖いな~」
山頂付近は向きにより木が邪魔で展望が良くない場があるものの、そこそこ見晴らしは良かった。景色を眺めながらコンビニおにぎりをかじりつつ休憩。午後12時57分に山を下り始める。
「大桁山の山頂。木がある場所以外は、そこそこ展望は良いです」
ルート的には迷うことは絶対に無いだろうと思っていたのだが、杉林の中を直進したり(すぐ気付いた)、分岐でアレっとか思ってしまうシーンがあった……。反省だ。
まあ、それでも予定通り、大桁やすらぎの森からの登山ルートを下りてくる。舗装された林道には、落石や倒木があって、少々荒れ気味だったが、道が広いので何の問題も無く鍬柄岳駐車場に到着。
「下仁田フィッシングパークなるものがありました」
全行程6.4㎞ ・ 3時間12分49秒の山行だった。もう少し歩いておかないと、山岳温泉巡りの修行にならないな~と思いつつ、この日は帰宅したのだった。
駐車場(3~4台。座標 36.238740, 138.788488 )