奥四万湖から稲包山♪
「稲包山の山容。結構尖ってます」
稲包山(いなつつみやま)は、群馬県と新潟県の県境付近にある標高1598mの山。群馬百名山と言うローカルカテゴリーの一つ。稲包山への登山コースは複数あるが、今回は奥四万湖からのルートを行くことにした。
この奥四万湖からのルートは山ビルが出ることで有名だが、10月下旬になれば山ビルの活動も一段落しているはず……である。

「登山道でも遭遇しましたよ」
そう思いつつ車を走らせていると、奥四万湖の道路沿いにカモシカが居た。私の車に驚いて茂みに逃げ込んが、そのままじっと動かないので、何枚か写真を撮らせて貰った。

「水洗の綺麗なトイレです」
カモシカ君と別れた後、いったん登山口を通り過ぎて、いなつつみせせらぎ公園でトイレを済ませる。その後、登山口の駐車場に戻って車を駐車。登山口の駐車場スペースは4~5台ほどだが、周囲にも車をおけるスペースは点在している。

「登山口の駐車スペース」
装備を整えて、午前6時50分位から登山を開始。登山口は駐車スペースから行き止まりの林道方面(写真奥)に20m位行った所にある。なお、林道をそのまま進んだ場所には別の登山口もあるようだ。

「稲包山の登山口」
登山口からしばらくは、林間を行く九十九折の登山道になる。全区間でこの部分が一番疲れるかもしれない。そして、今回は遭遇しなかったが、山ビルとの遭遇率も一番高いと思われる。

「いくつか倒木があります」
山ビルが怖いので休まず登って行くと、林道を経由した場所からの登山道と合流。この辺りまでの登山道は少し不明瞭な所や倒木もあるが、注意していれば道を見失うことは無さそうだ(地図は持ちましょう!)。

「林道を経由するルートとの分岐」
九十九折の登山道を登り切ると尾根を行く道となる。尾根に出ると勾配は少ないので、あとはのんびりと散策気分で歩いて行ける。

「撮影日:2016年10月27日」
紅葉は登山口周辺はまだ早い感じだったが、赤沢峠周辺に近づくと見頃になってきた。この山は紅葉が綺麗なことでも知られているのだそうだが、すでに山頂方面の見頃は過ぎてしまったようだ。

「赤沢峠の東屋」
赤沢峠にある東屋で行動食を少し補給。なお、ここは法師温泉方面との分岐にもなっている。

「笹は刈り払われていた」
ここから先は笹が密生した登山道になるが、送電線の巡視路も兼ねているので綺麗に整備されていた。なお、途中にある送電線への巡視路に誤って下りないように注意する必要がある(登り返すのが大変です)。

「巡視路への分岐が数か所あります」
この辺りまで来ると紅葉はほぼ終息していた。この後は多少のアップダウンを繰り返しつつ山頂へと歩いて行くと、やがて稲包山の山頂が見えてきた。

「この辺りの紅葉は10月中旬で終わるみたいですね」
尖ってるので最後は急登かなと思ったが、思ったほどではなく、登山口から2時間35分程で到着。山ビルが怖くてあまり休まなかったので、コースタイム(3時間30分)よりも少し早かった。

「稲包山の山頂」
山頂からの展望はなかなかのものがあるが、残念ながら雲が多めで眺めはイマイチ……。取りあえず三角点を触ってみる。

「触っちゃいますよね?」
本来はラーメンでも食べようと思っていたのだが、強風だったのでコンビニオニギリだけ食べてから、景色を眺めて一休み。

「三国山へと続く道」
三国山の奥に平標山が見えるが、残念ながら山頂には雲がかかっていた。あの山も今年登りたかったんだよな~。なかなか予定通りには登れないね。

「三国スキー場跡方面」
この稲包山の近くにある三坂峠から白砂山方面は現在、一般の登山道が無いのだが、ここを整備して四阿山から白毛門までのロングルートを作る計画があるんだって。なんでも、2018年の全線開通を目指すんだとか……。

「展望はとても良く、360°見渡せます」
もし実現されたら、いつか歩いてみるのも良いかもしれないな。さて、風も強いし、そろそろ下山いたしますか……。

「間もなく冬ですね~」
結構距離はあるものの、道は険しくないのでスムーズに下山。登山口の駐車スペースには、午前11時半頃には到着した。全行程11.6km・4時間38分33秒(標高差:およそ800m)の散策だった。
なお、ぐんま百名山―まるごとガイド
によると、標準的なコースタイムは5時間30分のようだ。また、四万温泉から歩くと、山と高原地図のコースタイムでは7時間30分掛かるとなっている。
itachiの戯言
稲包山は登山道の整備状況も良く、危険個所が無いので初心者でも歩きやすい気持ちの良い道でした。危惧した山ビルですが、6~9月の雨の日と、その前後数日を外せば意外と大丈夫かもしれません。一応、ヒル対策しておけばさらに良さそうですね。


駐車場(登山口に4~5台。他周辺にもあり。座標:36.704171, 138.791056)
「登山道でも遭遇しましたよ」
そう思いつつ車を走らせていると、奥四万湖の道路沿いにカモシカが居た。私の車に驚いて茂みに逃げ込んが、そのままじっと動かないので、何枚か写真を撮らせて貰った。
「水洗の綺麗なトイレです」
カモシカ君と別れた後、いったん登山口を通り過ぎて、いなつつみせせらぎ公園でトイレを済ませる。その後、登山口の駐車場に戻って車を駐車。登山口の駐車場スペースは4~5台ほどだが、周囲にも車をおけるスペースは点在している。
「登山口の駐車スペース」
装備を整えて、午前6時50分位から登山を開始。登山口は駐車スペースから行き止まりの林道方面(写真奥)に20m位行った所にある。なお、林道をそのまま進んだ場所には別の登山口もあるようだ。
「稲包山の登山口」
登山口からしばらくは、林間を行く九十九折の登山道になる。全区間でこの部分が一番疲れるかもしれない。そして、今回は遭遇しなかったが、山ビルとの遭遇率も一番高いと思われる。
「いくつか倒木があります」
山ビルが怖いので休まず登って行くと、林道を経由した場所からの登山道と合流。この辺りまでの登山道は少し不明瞭な所や倒木もあるが、注意していれば道を見失うことは無さそうだ(地図は持ちましょう!)。
「林道を経由するルートとの分岐」
九十九折の登山道を登り切ると尾根を行く道となる。尾根に出ると勾配は少ないので、あとはのんびりと散策気分で歩いて行ける。
「撮影日:2016年10月27日」
紅葉は登山口周辺はまだ早い感じだったが、赤沢峠周辺に近づくと見頃になってきた。この山は紅葉が綺麗なことでも知られているのだそうだが、すでに山頂方面の見頃は過ぎてしまったようだ。
「赤沢峠の東屋」
赤沢峠にある東屋で行動食を少し補給。なお、ここは法師温泉方面との分岐にもなっている。
「笹は刈り払われていた」
ここから先は笹が密生した登山道になるが、送電線の巡視路も兼ねているので綺麗に整備されていた。なお、途中にある送電線への巡視路に誤って下りないように注意する必要がある(登り返すのが大変です)。
「巡視路への分岐が数か所あります」
この辺りまで来ると紅葉はほぼ終息していた。この後は多少のアップダウンを繰り返しつつ山頂へと歩いて行くと、やがて稲包山の山頂が見えてきた。
「この辺りの紅葉は10月中旬で終わるみたいですね」
尖ってるので最後は急登かなと思ったが、思ったほどではなく、登山口から2時間35分程で到着。山ビルが怖くてあまり休まなかったので、コースタイム(3時間30分)よりも少し早かった。
「稲包山の山頂」
山頂からの展望はなかなかのものがあるが、残念ながら雲が多めで眺めはイマイチ……。取りあえず三角点を触ってみる。
「触っちゃいますよね?」
本来はラーメンでも食べようと思っていたのだが、強風だったのでコンビニオニギリだけ食べてから、景色を眺めて一休み。
「三国山へと続く道」
三国山の奥に平標山が見えるが、残念ながら山頂には雲がかかっていた。あの山も今年登りたかったんだよな~。なかなか予定通りには登れないね。
「三国スキー場跡方面」
この稲包山の近くにある三坂峠から白砂山方面は現在、一般の登山道が無いのだが、ここを整備して四阿山から白毛門までのロングルートを作る計画があるんだって。なんでも、2018年の全線開通を目指すんだとか……。
「展望はとても良く、360°見渡せます」
もし実現されたら、いつか歩いてみるのも良いかもしれないな。さて、風も強いし、そろそろ下山いたしますか……。
「間もなく冬ですね~」
結構距離はあるものの、道は険しくないのでスムーズに下山。登山口の駐車スペースには、午前11時半頃には到着した。全行程11.6km・4時間38分33秒(標高差:およそ800m)の散策だった。
なお、ぐんま百名山―まるごとガイド
itachiの戯言
稲包山は登山道の整備状況も良く、危険個所が無いので初心者でも歩きやすい気持ちの良い道でした。危惧した山ビルですが、6~9月の雨の日と、その前後数日を外せば意外と大丈夫かもしれません。一応、ヒル対策しておけばさらに良さそうですね。


駐車場(登山口に4~5台。他周辺にもあり。座標:36.704171, 138.791056)