万座温泉は、群馬県吾妻郡嬬恋村にある温泉。近くには、活火山の白根山があり、周辺には、空噴き等の火山活動を見ることが出来る。長野県だと思われることがあるが、群馬県の温泉である。

　今回は緑色の硫黄泉に入ってみようと思って、志賀高原（長野県）にある熊の湯温泉に行ってみることにした。群馬側から、志賀草津ルートを通って温泉を目指した。




　この辺りには何度も来ているけど、天気が良いのは久しぶりだ。温泉と釣りにしか興味の無い私だが、たまにはこんなのも良いだろう……。




　素晴らしい景色を堪能しながら車を走らせ、目的の熊の湯温泉に11時30分頃到着。早速入ろうと思ったのだが、お湯を入れているところなので、あと1時間位待ってくれとのこと……。

　ここは、入浴剤でも入っているのでは？と疑いたくなるくらい素晴らしい緑色の硫黄泉で、これほど綺麗なのは、ここと岩手県の国見温泉くらいだと思う。

　待とうかとも思ったが、前に入ったことがあるので、硯川温泉に行ってみたのだが、こちらも清掃中……。結局、道を引き返して万座温泉を目指すことにした。よく来る地域なので、また今度来ればいい。




　万座温泉は私が大好きな温泉で、青みがかった乳白色の色も、硫黄の匂いも硫黄泉では最高ランクだと思う。日帰り入浴が出来る所は結構あるが、万座温泉ホテルに入ることが多い。

　まず、フロントで1000円（タオル付き）を支払い、まずは離れたところにある露天から入る。いつもは普通に乳白色なのだが、この日は配管でも掃除したのか、湯の花全開で、黄色みがかる超にごり湯となっていて、すごく効きそうだった。




　次にホテル内にある内湯に入る。ここには、苦湯と姥湯と言う二つの源泉がある。どちらも乳白色で素晴らしいが、私は苦湯の方が好きである。

　他には、姥湯と苦湯のブレンドとそれに笹を入れた露天風呂、滝湯と普通の水の湯船がある。硫黄泉は最高であるな～と思いつつ、万座温泉を後にしたのだった……。