ブラックダイヤモンド セラッククリップのセンターバーをアシンメトリカルセンターバーに交換してみたが……

itachi

2017年12月21日 19:21


「上:アシンメトリカルフレックスセンターバー 下:ノーマル」


 ブラックダイヤモンド セラッククリップと新しく買った登山靴の相性があまり良くないみたいなので、改善を狙ってターンインしたソール用のアシンメトリカルフレックスセンターバー BD34029を組み込んでみました。
 ノーマルではやや内側にアイゼンが寄っていましたが、これで適正な位置に収まりました。ソールの中心にしっかりと収まっているので安定感は出ましたね。



「上:アシンメトリカルフレックスセンターバー 下:ノーマル」 


 ただ、湾曲させることでノーマルよりも若干前後に調節位置がずれてくれることを期待していたのですが、残念ながら位置はほとんど変わりませんでした……。

 既定のサイズになるように作られているのだから当然かもしれませんが、前後の位置調節に関しての改善は不可能ですね。まあ、気持ち程度にはガッチリ感が増したので、通常使用ではまず大丈夫そうです。


「左側がアシンメトリカルセンターバーです」


 ちなみに、センターバーをアシンメトリカルセンターバーに替えると前爪が少し内側を向きます……。これが良いか悪いかに関しては判断できませんが、ちょっと恰好が悪くなりますね。

 

「外れることは無いのでこの組み合わせで行きます」


 最初はトリオレ買うつもりだったので、セールで先にセラックを仕入れてしまいましたが、やはり靴との相性はあるんですね……。まあ、使用中に外れたりするほど相性は悪くないみたいなので、しばらくはこのまま使ってみます。早くどこかに行きたいな~。

 *追記:北八ヶ岳の「北横岳~縞枯山」を着けっぱなしで歩いてみましたが、外れたりガタついたりすることもなく問題無かったです。


 itachiの戯言

 アシンメトリカルタイプのセンターバーは、ターンインしているソールに適用するとアイゼンの偏りを修正出来ます。アイゼンが靴の内側に寄り過ぎているときに使うと良いそうですよ。

 各社で呼び方が違っていて、グリベルの場合はスーパーアシンメトリプレート、ペツルはベントリンキングバー T10950(糞高い)と言うらしいです。ペツルのアイゼンは調節範囲が広いみたいなので、もしかしたらペツルが良かったのかも……。

 ちなみに、ワンタッチタイプのアイゼンに使うと外れやすくなるらしいので注意が必要なんだそうです。アイゼンと靴の相性と言うのは奥が深いですね~。


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