アルコールストーブは使えるのか?エバニュー チタンアルコールストーブを購入♪

itachi

2017年04月11日 19:33


「思わず買ってしまった……」


 買おうか止めようか迷っていたアルコールストーブですが、かなり悩んだ末にエバニュー・チタンアルコールストーブ EBY254を買ってしまいました。正直、必要無いかなと思ってたんですが、買ってしまったものは仕方ないので感想など書いてみます。
エバニュー チタンアルコールストーブのスペック

サイズ:外径7.1(内径3.9)×高さ4.2cm
素材:チタニウム
質量:34g
燃料容量:70ml
燃料アルコール専用


エバニュー チタンアルコールストーブの感想


 作りはメーカー品だけあって流石に良いですね。アルコールストーブはアルミ缶等で自作可能ですが、流石にここまで綺麗には作れません。チタンなので使いこむと綺麗な青色に変色するのも良いですね。



「MADE IN JAPAN です」


 まずはゴトク無しで炎の状態を見てみます。カップに燃料用アルコールを入れて、中央のカップ部分に着火しますが、普通のライターではやりにくいですね。

 チャッカマンみたいなやつか、マッチ又はメタルマッチが良いと思います。普通のライターしかない場合には、小枝の先に火をつけてから使うと良さそうです。



「本燃焼まで1分位掛かります」


 着火から火が回るまで30秒、そこから本燃焼に入るまでにさらに30秒位掛かります。その後は安定して15cmほどの炎が上がり、燃料が尽きると自己消化します。明るいと炎は見えにくいですが、消える前にキンキンと音が鳴るので消火はわかりますね。
 
 それでは、お湯を沸かすのに使ってみます。燃料用アルコール(主成分:メタノール)を30mlカップに入れます。内側には30mlと60mlのラインが引いてあるのでわかりやすいですね。



「チタンゴトクTrive Ti をセット」


 次に、本体にチタンゴトク TriveTi EBY258をセットします。アルコールストーブの底にmulTi Dish EBY280が敷いてありますが、敷く必要はありません(自作の風防をセットするのに丁度良いので使っているだけです)。

 写真では銘木板の上に置いてありますが、耐熱シートを敷いて置かないと焦げたり変色する可能性があります。燃焼後の本体はかなり熱くなりますよ。



「自作の風防をセット」


 風防をセットしてから中央部分に点火。1分後に火が安定してから、Ti570 Cup EBY278Rに水450mlを入れたものを置きます。チタンゴトク TriveTiは端の方の安定性がやや悪いので、中央部にゆっくりと載せた方が良いですね。



「カップよりも炎が高くなるので、やけど&引火に注意です」


 燃料30ml・水450ml・気温16℃・水温14℃・室内の条件下で、カップを乗せてから5分で沸騰、火をつけてから6分30秒で消化しました。夏季の山行で500mlのお湯を沸かすには、30mlの燃料で丁度良い感じですね。

 ちなみに、風防の隙間を塞ぐとかなり火力が落ちます。閉じられるように加工すれば、ちょっとした煮込み料理にも使えるかもしれません。まあ、私は料理する時にはガスを持って行きますけど……。


収納と重量について・・・



「チタンカップ400FDと一緒に綺麗に収まります」


 最後に収納に関してですが、Ti570Cupの中にチタンカップ400FD、その中にアルコールストーブとゴトクが綺麗に収まります。しかし、残念ながら燃料容器は収まりません。別に持つ必要がありそうです。

 なお、重量はTi570Cup+570Cupフタ+multi dish+400FD+チタンアルコールストーブ+チタンゴトクTrive TIで186.5gでした。これに風防と燃料+燃料容器が加算されますので、1泊2日なら250~300g位になりそうですね。

 そう言えば、消毒用アルコール(主成分:エタノール)も使ってみました。エタノールでも一応、使えますが、点火しずらい・火力が落ちる・煤が少し発生する等の症状が出ました。やはりこの商品には燃料用のアルコールを使った方が良さそうですね。


関連記事1:エバニュー Ti570Cupとフタを購入♪
関連記事2:エバニュー チタンゴトク TriveTi と mulTi Dish を購入♪
関連記事3:続・アルコールストーブは使えるのか?
関連記事4:エバニュー チタンカップ760FDを購入♪



 itachiの戯言
 
 趣味のアイテムだと思ってましたが、冬や強風時を除けば十分に使えそうですね。アルファ米やフリーズドライ中心の、日帰り~夏の1泊2日のテント泊ならこれで十分だと思いました。その内、どこかの山に連れて行こうと思います。

 固形燃料よりはマシですが、底がかなり熱くなる・燃焼ガスで目が痛くなる・火が高く上がる等で、テント内や前室で使うのは難易度高いと思います。風が強い時、雨が降りそうな時には、おとなしくガスストーブを持って行きましょう。


EVERNEW(エバニュー) Ti570 Cup


EVERNEW(エバニュー) 570 Cup フタ


EVERNEW(エバニュー) mulTi Dish


EVERNEW(エバニュー) チタン ゴトク Trive Ti



 
少しは参考になったかな・・・と言う人はポチっと・・・。
 ↓↓↓












関連記事