赤城山

itachi

2015年05月28日 21:26


「赤城山の山頂。日本百名山だけあって、平日でも人が多いです。」


 赤城山(あかぎさん)は、群馬県前橋市・桐生市・渋川市にまたがる、標高1828m(最高峰:黒檜山)の火山。日本百名山・関東百名山・群馬百名山の一つ。榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられている。
 県立赤城公園ビジターセンター前の駐車場に車を停め、午前7時24分より赤城神社方面に向けて歩き始める。



「県立赤城公園ビジターセンター。車はそこそこ止まってました」


 アスファルトの道路を黒檜山(くろびさん)登山口方面に15分ほど歩くと赤城神社がある。まずは登山の安全を祈願!



「赤城神社の社殿。何回も来てます」


 神社から7~8分程で黒檜山の登山口に到着。午前7時47分より赤城山の最高峰である黒檜山に向けて歩き始める。



「黒檜山登山口。近くに駐車スペースもあります」


 黒檜山への登山道は、大きめの岩がゴロゴロとしたそこそこ急な登りで、これが結構疲れる。



「終始こんな感じの岩と土の登山道です」


 今日は曇りのち晴れの予報のはずだが、ガスっており、時々雨粒が降って来る。合羽着るのか?と思いつつネットで雨雲レーダーを見ても降りそうにないので、そのまま登る。



「猫岩付近。どれが猫岩なのか不明です……」


 岩は段差があるのでかなり疲労するが、後ろから他の登山者さんが登ってくるので休まずにどんどん登る。



「危険は無いですが、木の根と岩で歩きにくいです」


 しばし上ると、展望の良さそうな場所に出た。大沼(おの)と呼ばれる火口湖が見えるはずだが、ガスっているため何も見えない。



「ミツバツツジやアカヤシオは、もう見頃を過ぎているようです」


 今日は景色は堪能できんな~と思いつつ、疲労困憊疲で登って行くと、黒檜山山頂と駒ケ岳方面への分岐に到着。ここまで来れば、山頂はもうすぐそこだ。



「駒ケ岳方面との分岐。番号は緊急連絡用のものらしい」


 黒檜山山頂にはパーティー登山の方々が居たので、まずは展望台に行ってみる。車を置いた場所から展望台までは、およそ1時間40分だった。



「晴れてきたけど、まだ何も見えない……」


 展望台には祠が一つあったのみ。景色は相変わらず見えないので、5分ほど休憩してから駒ケ岳方面に移動する。



「御黒檜大神の石碑と祠」


 駒ケ岳方面は丸太や木段で整備されている。こちら側から上り下りするなら、登山靴よりもトレランシューズや運動靴とかの方が快適かもしれない。



「階段はあまり好きではないです」


 大タルミまで一旦下り、そこから駒ケ岳に向けて登り返す。それほど高度差は無いのであまり疲れはしない。



「ここでようやく大沼が見えた」


 駒ケ岳山頂はそこそこ広いスペースがあるが、今日は展望が良くないので簡単に写真を撮って通り過ぎる。



「駒ケ岳山頂。展望はそこそこ良さげですが……」


 ここからはもう下山するだけ。この辺りは風通りが良くて、歩いているととても気持ち良い。



「小沼も見えた!スカッと晴れてれば気持ちの良いルートです」


 大沼への下山は、鉄階段や木道で整備されているのでお手軽なハイキングルートと言う感じだ。途中で小学生の群れと遭遇してあいさつ攻撃を食らった(笑)が、子供でも安心だろう。



「鉄階段。登りだと、コレはコレで大変そうだ」


 サクサク降りて、午前10時23分に駒ケ岳登山道入口に到着。



「駒ケ岳登山口。こちらからの往復はお手軽ハイキングルートですね」


 帰りは覚満淵を回って帰ろうと思っていたのだが、観光客やら中学生の群れが居たので写真だけ撮って車まで戻った。全行程6.1㎞・3時間9分54秒の山行だった。



「覚満淵の風景。夏の散策に良いです」


 帰り際に見晴山のレンゲツツジがすでに満開となっていたので、眺めてから撤退したのだった。



「見晴山のレンゲツツジ。例年よりも早いのかも」


 流石に百名山の一つだけあって、平日でも人が多い印象だった。土日とかだと混雑するんだろうな~。


関連記事1:冬の赤城山 地蔵岳を散策♪
関連記事2:厳冬期の赤城山「黒檜山~駒ケ岳」を散策♪



駐車場(県立赤城山公園ビジターセンターの駐車場を利用。他、複数の駐車場あり)




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