太田金山

itachi

2015年03月12日 23:05


「金山頂上の三角点。赤城・日光方面の展望はとても良い」


 金山(かなやま)は、群馬県太田市にある標高239mの山。群馬百名山と言うローカルカテゴリーの一つ。山頂には城跡があり、気軽にハイキングを楽しめる人気スポットのようだ……。
 麓にある大光院と言うお寺の横にある駐車場から、10時20分より歩き始める。大光院は、太田金山子育て呑龍として親しまれているようだ。



「駐車場脇の通路を行くと登山道と合流するが、ややわかりにくい」


 今回は、太田市のホームページにあるハイキングガイド(PDF)にある歴史浪漫歩きのコースを行くことにした。

 駐車場脇の通路をしばし歩くと、登山道と合流。大光院からも来れるので、普通はそちらから来た方がわかりやすいと思われる。



「大光院方面からの登山道入り口。思ったよりも山です」


 登山道は丸太階段で整備されているが、登るルートによっては岩盤がむき出しの場所も多少はある。



「ルートはいくつかあるようで、こちらは多少急な方です」


 頂上方面へのルートはいくつかあるようだが、一番急そうなところを登って行くと、金山城跡と書かれた石碑のある場所に出た。



「関東平野が見渡せます。最初、ここが山頂だと思ってました」


 しばし景色を眺めてから、城跡の方向に歩いて行くと、山頂の駐車場に着いた。ここは山頂付近まで手軽に車で来ることもできる。



「山頂のモータープール。トイレの上が展望台になっている」


 モータープールからしばし遊歩道を歩くと、金山城跡と書かれた石碑と休憩所があり、付近には案内板も設置されていた。



「この先から城跡っぽくなっていきます。よく整備されてますね」


 しばし進み、石垣の跡(復元されたもの?)等が出て来て、各所に説明盤が設置されている。適当に読みながら進んで行く。



「城跡を見たり説明文とか読んでいると、そこそこ時間が掛かります」


 最初の石垣を抜けて展望台に出ると、赤城山がよく見える。展望台から少し下った辺りに三角点があったのでタッチ!



「赤城山方面。この日はクリアではなかったのが残念」


 ここでもしばらく景色を眺めてから次のスポットへ向けて歩いて行くと、月の池という円形の池に到着した。



「月の池と城跡。反対側には、大きい日の池と言うのがありました」


 城跡を見ながら抜けていくと新田神社があり、手前には大欅がある。この大欅は威厳のある、なかなか立派な木だった。



「新田神社手前の大欅。とても立派な木だ」


 新田神社に参拝した後は、鳥居をくぐって金竜寺まで下山。こちらの道は登山道が錯綜していてわかりにくいが、どれを行っても同じ場所に行く感じだった。

 何度か道路との接点を越えて進むと、史跡金山城跡ガイダンス施設に着いたが、スルーして元来た駐車場に戻った。



「史跡金山城跡ガイダンス施設」


 ここまでで、4km・2時間3分36秒の散策だった(ゆっくり観光)。コースはかなりあるみたいなので、冬場の散歩には良さそうだ。



「大光院。子育て呑龍として親しまれているらしい」


 一旦車に戻った後、大光院に参拝して今回の散策を終了したのだった……。山歩きとしてはちょっと物足りないかもしれないけど、観光として見るとなかなか楽しい場所だったな~。


駐車場(かなり広い。大光院付近の公園にトイレあり)




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